2017年6月25日日曜日

諸塚村でめんぱ(曲げわっぱ)作り

大分のひじはく(大分県日出町の体験プログラム)の宮崎県交流プランに夫婦で参加
宮崎県でも日之影と諸塚の2か所でしか作っていないめんぱ
今回は、宮崎県伝統工芸士である諸塚の甲斐安正さんが師匠
師匠は、職人で口より行動が先に出るようです。
また、少し言葉がキツイ(怒られ慣れていない人はびっくり!)


師匠のめんぱは、天板と底板は杉、胴は檜が材料
とても良い香り

ーーー工程ーーー
 1.竹串で竹釘作り(1個に8か所に打つので16本必要)
 2.山桜の皮むき(1個に2本、4枚必要)
 3.師匠が成形し、鍋で茹でた檜の板を丸め、冶具で固定(本体)
 4.師匠が成形し、鍋で茹でた檜の板を丸め、冶具で固定(蓋)
 5.熱した鏝で檜の板に穴を開ける(以下本体のみ)
 6.山桜の皮でとじる
 7.杉板を本体の形に合わせ、ジグソーか糸鋸で丸く切る
 8.切った杉板をサンドペーパーでなどで整える
 9.木槌で底入れ
10.ドリルで竹釘の穴あけ
11.竹釘打ち、竹釘切り
12.蓋用の丸めた檜の板を本体に合うサイズに調整
  以下5から繰り返し
13.サンドペーパーで仕上げ
ーーーー完成ーーーー

檜の薄板を型通りに切断

特注のステンレス鍋で

熱いうちに曲げる

最後までしっかり

冶具で固定

鏝をコンロで加熱(鑿を薄く加工したもの)

鏝で穴あけして樺を通す

底板を糸鋸で丸く切断

底板を木槌で押し込む

樺を切れば、本体の出来上がり

お昼は、諸塚のしいたけの館21のめんぱの弁当で昼食
中身は、もちろん椎茸たくさん
このめんぱも師匠の作品
5年前に使ったそうだが、非常に綺麗
師匠の奥さんのお手製のおいしい漬物の差し入れあり
(ラッキョウの塩漬け、小梅の酢漬け、大根の漬物)

出来上がった作品
右が諸塚産めんぱ
左は、以前購入した栗久の曲げわっぱ

諸塚で楽しい一日を過ごしました。
奥さんの手作りだご美味しかった。

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