2016年7月16日土曜日

私のうなぎへの思いと川尻 七代目若松屋

2015年の7月24日は、私にとって忘れられない日である。
甲状腺を手術した日だ。
7/24は、この年の土用の丑の日でもある。
私は、うなぎが好きだ。特にうな丼が大好物だ。
野口病院でも夕食は、うなぎであった。
このため24日は、生涯初めての手術とうなぎを食べそこなった日なのである。

入院初日に栄養士さんから食事の説明があったとき
夕食は、肉と魚が選べるが、どっちでも良いと答えたので
栄養士さんは、交互にしますねとメニューを決めてくれた。
栄養士さんが帰った後に食事のメニューを眺めて、唖然とした。
なんと、私の手術日にうなぎが・・・


すぐ、ナースステーションに行き手術日を変更したい衝動にかられたが、
甲状腺がんと診断された、その日に最短で手術できる日を希望し、
入院日が決まった経緯から、今更手術日の変更はできない。
涙を呑んで諦めたOrz

退院したら、うなぎを食べに行くと決意した。
そして、退院後の自宅療養中に長湯温泉に湯治に行き、
ガニ湯横の天風庵で、シメにうなぎ一匹丼を食べた。
でもこれは、丼ぶりではなくうなぎの姿寿司であり、
満足できなかった。
入浴したいけどなかなか出来ない丸見えガニ湯
たまにだれか入浴しているのを見てうらやましいと思う・・・

 天風庵とうなぎ一匹丼(酔っててピンボケ)

私が、好きなうなぎ屋さんは、宮崎県で一番人気の店なので、
土日祝日は、行列が出来ており行く気にならない。
(延岡では、行列が出来ることがほとんどないのでなれていない)

入院と自宅療養で、有給が残りわずかな私は、有給が更新される
4月まで我慢することにした。

だが、3月末に発症したうつのお陰で外出できず、うなぎを忘れていた。
先日、川尻に行くにあたりうなぎを思い出した。

川尻でうなぎを検索し、老舗のうなぎ屋”七代目 若松屋”を見つけた。
今回の熊本訪問の楽しみは、刃物とうなぎである。

林昭三刃物工房で買い物をして若松屋に向かった。



11:30開店に合わせて行ったが、少し遅れて11:40に着いた。
すでに予約などで満員であり、4組が並んでいた。
受付で名前を登録し、待ち時間が30分程度と聞き、私としては珍しく並ぶ。
40分待って、座敷に通された。
メニューはうな重の松、竹、梅とうな丼の4種類のみ
もちろん、うな丼(2000円)を注文し、しばし待つ。
タレは甘めで私好み(゚д゚)ウマー、うなぎ自身も(゚д゚)ウマー
味は、大好きな宮崎のお店に近い味、1年がかりで大満足。






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